生産へのこだわり

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ゴールデンウィークの締めは、田植えです。
美味しいお米を育てるために欠かせない、
美しい水。
今日田んぼに入りました。
美味しい米が生まれるには幾つも条件がありますが、
何よりも必要なのは次の4つです。

その1 美しい水が必要です。
     私たちの田に入る谷水は一切の生活排水が入らず、
     水口の水をコップに汲んで直接飲むことができます。

その2 田の土が砂地であることです。砂地は長い期間水が溜まりません。
     汚泥を生みません。
     掛け流しのように、砂地は根の周りに美しい水を運びます。

その3 昼と夜の温度差が大きいことです。
     夜の涼しさは、昼の光合成で疲れた稲を休ませます。
     温度差による毛細管の働きで、水が動き、栄養素をたくわえ、 
     老廃物を吐き出します。

その4 有機肥料が必要です。
     化学肥料を使わず、米ぬか、稲わら、発酵堆肥、もみ殻をふんだんに使って、
     殺菌剤・殺虫剤も使っていません。
     そこへ、乳酸菌(ラクトバチルス)を入れ、有機物を完全に分解しました。
     減、減農薬栽培と認められています。
     残念ながら田植えの時に除草剤を使わざるを得ませんでした。